マンション「亀裂」、実は「安全設計」の証拠だった 熊本地震で注目「エキスパンションジョイント」とは

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「人が落ちたりするようなことはない」

   J-CASTニュースが15日に取材した同工業会担当者によると、すきまと言っても「カバー」下に幾重もカバー材が張り巡らされており、すきまから下が見えたり、人が落ちたりすることはないという。

   今回の13階建てマンションのズレは、本来機能するべき機能が、正常に機能した結果とみられ、当初に報道された、いわゆる「亀裂」と呼ぶべきものではなさそうだ。

   一級建築士の片山惠仁さんも15日、ツイッターで

「マンションみたいに短辺と長辺で大きく長さが異なる構造物が安全に地震の力を受け止めて揺れるようにエキスパンションジョイントは計画されています。故に大地震ではエキスパンションジョイント部が壊れるのは安全設計です」

と説明している。

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