熊本地震で「東京防災」電子書籍がバカ売れ 「今回の地震に役立つ情報あります」と呼びかけも

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東京都「ぜひ活用して頂ければ」

   電子書籍版だけでなく、紙の媒体で手に入れたいと考える人も急増しているようだ。「八重洲ブックセンター」の広報担当者によると、東京駅前の本店では「電話や店頭での問い合わせが相次ぎ、16年4月15日昼までに売り切れました」。同日16時現在も問い合わせは止まないといい、大量の追加発注をかけたという。

   また、東京防災の単行本を入荷していないAmazonでも、「本」カテゴリの売れ筋ランキングで上位に登場。どうやら、定価(税込140円)の数倍の値段で販売されている中古本を買い求めるユーザーが続出しているようだ。

   こうした反響について、東京防災を作成した都の防災管理課は、16年4月15日のJ-CASTニュースの取材に対し、「1人でも多くの方に読んでいただき、少しでも防災意識や知識の向上に繋げて貰えれば、我々としても本を作成した目的に合致します」と話す。

   その上で、

「東京防災には、どこの地域にお住まいの方でも参考にできる内容が記載されています。また、発災から復興までの内容を含んでおりますので、現在避難所にいる方でも、読んで頂ければ何かの役に立つと思います」

と続け、「ぜひ活用して頂ければ」と呼びかけた。

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