熊本地震後、「くまモン」ツイッター沈黙続く 「おやすみツイートできないくらい大変なんだね。がんばれ」と応援の声

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東日本大震災時には「ボクなりの答えを見つけたい」

   沈黙には前例がある。くまモンは2010年、九州新幹線全面開業を前に、熊本県への認知度を高めるために誕生した。しかし開業前日の11年3月11日に、東日本大震災が発生。開業記念イベントは、軒並み中止が決定する。震災直後には、写真投稿サービス「ついっぷるフォト」を紹介しながら、「アップされている写真を見るだけでも、被災状況が...ボクは無力...」と嘆いていた。

   関連イベントが中止になるなか、同年3月16日には「今ボクは何ができるのか真剣に考えています。時間はかかるかもしれませんが、ボクなりの答えを見つけたいです」とツイート。その後数日間、沈黙していたが、蒲島郁夫知事の「極力、今までどおりの活動をすることで被災地や日本を支えていくことが重要である」との発言を受け、25日からつぶやきを再開していた。今回も「何ができるのか」を考えている最中なのかもしれない。

   もっとも、くまモンは「公務員」なのだから、地震対応に追われているのではないか、と見る向きもある。ツイッターにはこのように、続々と応援の声が出ている。

「くまモンがんばれ! 巨大ナマズになんか負けんな!」
「くまモンは部長級なら対策本部付けだな。頑張れ!」
「くまモンおやすみツイートできないくらい大変なんだね。がんばれ」
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