SMAP中居VS「イライラ」石原慎太郎 「トンチンカン」なのはどちらだ?と話題

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   作家で元東京都知事の石原慎太郎さん(83)が、バラエティ番組で質問したSMAP中居正広さん(43)について「トンチンカン」だったと毒づいて話題になっている。

   石原さんは2016年1月、故・田中角栄元首相が一人称で人生を振り返る異色の小説『天才』を出版した。最近、角栄本が相次いで出版される中で注目を集め、45万部以上を売るベストセラーになっている。

  • 自分の不遇を重ね合わせた?(2012年撮影)
    自分の不遇を重ね合わせた?(2012年撮影)
  • 自分の不遇を重ね合わせた?(2012年撮影)

石原氏「2回怒りそうになったよ」

   中居さんの番組「金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)では、4月1日夜の放送で3時間もの特集を組んで、この小説のことを取り上げた。

   石原さんは、番組に出演して中居さんから質問を受けたのだが、その内容が気に食わなかったらしい。デイリー・スポーツなどによると、東京都内で12日にあったイベントで、「訳の分からないことを言っていた。トンチンカン。2回怒りそうになったよ」と不満をぶつけた。

   石原さんは、かつて金権政治を批判する反田中の急先鋒だった。しかし、小説では、田中元首相を「天才」と持ち上げており、イベントでも、「今の日本は全部田中角栄が作った。新幹線、各地の空港、高速道路...。それをロッキード事件で葬った日本はバカだ!」と息巻いたという。

   中居さんは、そんな石原さんの思いを汲まない質問をしたので怒りを買ったのだろうか。

   番組を見ると、石原さんは、スタジオに入るや、後ろに控えた赤い服の女性陣を見て、「これは、どういう人たちですか?」と渋い顔をした。「気持ち悪いね」と苦笑したが、その後は、中居さんから反田中だったのに小説を書いた理由などを聞かれ、淡々と答えていた。

   ところが、中居さんが小説を読んだことを明かしたうえで、「田中角栄側に立って、書かれたわけですよね?」と質問すると、表情を一変させた。

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