米ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は2016年4月12日(米国東部時間)付の社説で、5月末に予定されている主要7か国(G7)首脳会議(伊勢志摩サミット)に合わせて、オバマ大統領が被爆地・広島を訪問し、「核のない世界」の実現に向けた提案を行うように求めた。
社説は「広島から核のない世界へ」と題して掲載され、ケリー国務長官が現職の国務長官として初めて広島訪問を果たしたことを踏まえて、「ケリー氏が地ならしをした以上、オバマ氏がG7首脳会議に合わせて初めて広島を訪問する大統領になるのをさまたげるものはないはずだ」と論じた。