「もう来ないで下さい」栃木・真岡鉄道が「撮り鉄」に断絶宣言! 「よくぞ言ってくれた」「何様のつもり」と賛否が殺到

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「一方的に来るなじゃなくて、もっと話し合えよ」

   真岡鉄道の担当者にJ-CASTニュースが話を聞くと、菜の花畑は桜並木と一緒に真岡市熊倉町の北真岡駅から観光施設「真岡りす村ふれあいの里」付近まで約800メートルのレール脇に連なっている。もともとこの区間は国内有数の眺望を誇る撮影スポットで、1994年にSLを走らせてからさらに人気が高まった。菜の花畑と桜並木はSLが走る前から住民のボランティアによって観光を盛り上げようと整備されたもの。

   「撮り鉄」と呼ばれる写真愛好家はここ数年急に増え出して菜の花畑が荒らされる被害が続いてきた。特に今年は酷く、撮影のための場所取りで菜の花を踏みつけるだけでなく、脚立に鎖を付けて置くなどの行為があった。土日になると100人ほどの「撮り鉄」が集まり線路わきの菜の花畑を占拠する。40代以上の大人が多いのだという。

   フェイスブックで注意を促したことで今後の被害は減るのではないか、と思われたが必ずしもそうではないらしい。

「反響が大きすぎたんですよ。たくさんの意見が寄せられていまして、それが支援や応援が多いというわけではないんです。テレビを含め何社ものメディアからの取材依頼が来ていますが、これ以上騒ぎがおおきくならないように断っている状態です」

と苦悩の思いを打ち明けた。どんな意見が寄せられているのかは語らなかったが、ネット上には、

「一方的に来るなじゃなくて、もっと話し合えよ」
「わざわざ盛り上げに来てやってるのに来るなとか何様のつもりだよ」
「菜の花なんて雑草みたいなもんだろ いいじゃんどうでも」
「鉄道会社からすりゃあ、金を落とさない撮り鉄なんか客でもないしな」

などといった意見も掲示板に出ている。

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