元警部の分析は
30年以上現場にいたという大阪府警元警部でテレビコメンテーターの門脇浩氏は、4月12日のJ-CASTニュースの取材に対し、容疑者による警察への電話相談には「第三者が介在していた可能性が高いのでは」と分析する。
「自分では犯罪かは分からないグレーな行為について、警察に本人から相談が寄せられること自体は少なくありません。ただ、そうした相談の場合、ほぼ必ずといっていいほど、本人は第三者から脅迫を受けています」
門脇氏自身も、第三者から脅迫や恐喝の被害に遭っている人が、「被害相談とともに、自らの行為が犯罪に当たるかどうか」尋ねてくるケースは複数回経験しているという。
今回の事件についても、「ただ単に警察に相談したとは考え辛い」と述べ、
「報道されなかった部分で、何らかのトラブルが起きていたのではないでしょうか。そう考えるのが自然です」
と推測した。