古くは歌手の森昌子さん(57)に代表される「タヌキ顔」が再び脚光をあびつつあるようだ。
最近のアイドルで「タヌキ顔」として知られるひとりが、AKB48の「こじまこ」こと小嶋真子さん(18)。本人はそう呼ばれるのを「めっちゃ嫌」だと話していたが、ラジオ番組で他のAKBのメンバーから「褒め言葉」「タヌキ顔ブームじゃない?」と諭されると、「自覚も出てきた」と、まんざらでもないようだ。
「真子先輩は、たぬきと...」、「やばい、怒った」
「タヌキ顔」は丸い輪郭や団子鼻が特徴だとされ、親しみやすい「癒し系」「和風美人」だと評されることも多い。だが、小嶋さんはそうは思っていなかったようで、15年5月6日未明に日本テレビで放送された「AKBINGO!」で「タヌキ顔」を指摘されて、
「タヌキって言われるの嫌です」
「めっちゃ嫌です」
「動物じゃないし」
とお冠だった。その考えが変わったのは16年4月7日未明放送のラジオ番組「オールナイトニッポン」。劇場で自己紹介するキャッチフレーズの話題で、「りりぽん」こと大阪・NMB48の須藤凛々花(すとう・りりか)さん(19)が、「じゃあ、真子先輩は、たぬきと...」と言いかけ、小嶋さんの異変に気づいて「やばい、怒った」と焦った様子に。
小嶋さんは
「こうして公式の場で『いじる』人は、りりぽん先輩が初めてでございます。ありがとうございます。でもすごい言われる。『タヌキ顔だよね』って」
と静かに怒っている様子だった。須藤さんは
「褒め言葉ですよ、昨今のアイドル界においてそれは...」
と必死でフォローし、岩立沙穂さん(21)も、橋本環奈さん(17)や広瀬すずさん(17)の名前を挙げながら
「タヌキ顔ブームじゃない?なんかさ、好きじゃない?みんな」
と助け舟を出した。そうすると、小嶋さんは
「タヌキって何にでも化けれるんだよー」
と、多少はタヌキを気に入ったようだ。