東京電力は2016年4月7日、福島第1原発の高濃度汚染水が保管されていた地下貯水槽で、6日に採取・検査した汚染水の放射性物質の濃度が、1リットル当たり8100ベクレルに上昇したと発表した。前回値(3月30日採取)は同87ベクレルだった。
NHKが16年4月8日に報じた内容によると、今回の汚染水について、東電が7日に改めて検査したところ放射性物質は同9300ベクレルに上昇しており、およそ1週間で100倍以上となった。
東電は、貯水槽に残っていた汚染水が漏えいした可能性も含めて原因を調査している。