パンパンな財布を見せられたら目がくらむことも...?
財布からお金を担当の看護師に抜き取られるというショッキングな出来事に、ネット上で驚きが広がる中、なぜ男性は大金を財布に入れていたのかあれこれと詮索が始まった。こんなにパンパンな財布を見せられたら目がくらむこともあるのではないか、とし、
「すげぇ分厚い財布だな」
「いくら何でも空になるまでは取らないだろうから100万位入ってたのかね?」
「犯人特定出来るのにやる方も、35万も持ち歩く方もアレだな」
などといった書き込みが掲示板に出た。この男性の職業が板金工だということで、集金の帰りだったのではないか、一人親方ならこれくらいの現金は持ち歩く、こうした職業の人は現金主義だ、などといった勝手な予想が流れた。
なぜこんな大金を持っていたのか。
尼崎南署に疑問をぶつけてみたところ、この男性はこの日が給料日だったのだという。給料といえば銀行振り込みというイメージがあるが、男性が働く会社では現金支給になっているのだそうだ。つまり、給与が支給され財布に入れたところ、急に疾病で倒れてしまった。救急搬送された病院で入院を言い渡された。しかも給料が財布から抜き取られた。男性にとってとんだ厄日になってしまったようだ。