大豆をとりすぎると胸が女性のようにふくらむ
研究チームのエリザ・オルズィロースカ医師は「肉の代わりのタンパク源として大豆を大量に摂取することが原因です。女性ホルモンと同じ働きをする大豆イソフラボンが精子の働きを悪くしています。子どもをつくりたい人は、受胎予定日の2か月半前には男性に大豆食品を食べさせないことを勧めます。精子をつくるには、ちょうど75日間かかるからです」と語っている。
生殖医療の専門医のサイトをみると、「もともと大豆のとり過ぎは男性機能も含めて健康によくない」と指摘している。大豆イソフラボン(女性ホルモン)をとり過ぎると次のような悪影響が出るのだ。
(1)女性への影響:子宮筋腫、子宮内膜症、子宮体がん、卵巣がん、乳がん、血栓症、脳卒中のリスク増。
(2)男性への影響:女性化乳房(胸がふくらむ)になる心配がある。
(3)女児への影響:性的な早熟(初潮・乳房発達が早まる)の心配がある。
このため、国の食品安全委員会では大豆イソフラボンの1日の摂取上限の目安を70~75ミリグラムと定めている。実際の大豆食品に換算すると、大豆イソフラボンが含まれる量は次のとおりだ。
(1)豆腐2分の1丁(35ミリグラム)
(2)納豆1袋(33ミリグラム)
(3)豆乳1パック200ミリリットル(50ミリグラム)
食卓に欠かせないみそ汁にも大豆イソフラボンは含まれているから、これをみると、簡単に1日の摂取量上限を突破することがおわかりだろう。特に豆乳の含有率は高いのだ。「鬼嫁」のたくらみで水代わりに飲んでいるご主人は、とっくにアウトといえるだろう。
大手コンドームメーカーの調査によると、日本人の年間セックス回数は48回で、トップのギリシャの164回の約4分の1、世界最低ランクだ。
「『畑のお肉』として大豆を尊重してきた和食文化の影響があるかもしれません」と指摘する専門医もいる。性欲の代償に健康と長寿を得たと思えば、アナタ、ナットクできますか?