ポメラニアン人気殺到で早くも出てきた「心配」 新CM「ギガちゃん」の「キューン」に虜になる人々

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子犬時代は真っ白でも、成長につれ色が出ることも

   ブームを引き起こした犬で後日、保健所があふれかえる――。そんな事態が以前もあったようだ。

   ペット業界に詳しいライターは「ダックスフンドなど、ブームを起こした犬種が後で保健所に多く持ち込まれた事例は聞きます」と取材に話した。

   そのうえで、「持ち込まれた一部の犬は保護団体や保健所の努力で新しい飼い主に引き取られますが、残念ながらまだまだ多くが殺処分されます。『こんなはずじゃなかった』を生まないため、飼う前に犬種や性格を下調べしたり、ペットショップやブリーダーに相談したりするのが大切です」とアドバイスする。

   さらに、「ギガちゃん」と一般のポメラニアンは異なる点も多いという。このライターは

「『ギガちゃん』のような全身真っ白なポメラニアンは非常に珍しいと言えます。ポメラニアンの王道はオレンジ色ですから。また、『ギガちゃん』は今パピーコート(編注:子犬時代のほわほわとした毛)ですが、成長に伴って毛の質感が変わり、色が出てくる可能性もあります。性格面でも、犬ぞりに使われていた犬をルーツに持つポメラニアンはそれなりに活発ですよ」

とCMだけの印象には注意を促したうえで、「一緒に暮らすと楽しい犬種なので、一過性のブームで終わらず、安定した人気が続くといいですね」と、語っている。

   飼う前の下調べや相談、飼ってからはありのままを受け入れる姿勢が大事ということだろう。

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