乙武不倫、「障害者の性」議論が沸騰する事態に 「普通の不倫と違う」「実質上の介護」「プロ利用すれば」

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自慰行為ができないことと不倫の関係

   自慰行為についての言及も目立つ。

   社会学者の古市憲寿さん(31)は25日にツイッターを更新し、不倫については「庇う気はありません」と断言。一方、乙武さんは性欲を1人で処理することができない点を指摘し、

「『不倫相手』がしていたことは、愛情表現としての実質上の介護に近いものだったろうし、奥さんは3人の子育て中だった。 確かに『不倫』には違いないんだけど、当事者しか知らない、何か別の名前で呼んだほうがいい関係がそこにあったんじゃないのか...?そんな風に想像してしまいます」

と、単純に「不倫」の2文字で片づけられない状況であった可能性を示唆した。

   24日放送の「みんなのニュース」(フジテレビ系)でも、漫画家のやくみつるさん(57)が「これまでの一連のほかの芸能人の『ゲス不倫騒動』と差別することがあると、逆差別になっちゃう」と断りつつ、「だけど健常者の方と障害を持った方とでは、厳然としてできること、できないことに違いはありますよね?」と述べ、他の不倫と同一線上で扱うことを躊躇した。

   ただ、自慰行為ができないからといって不倫をしていいことにはならない。乙武さんと飲み友達でもあるという産婦人科医の宋美玄さん(40)は26日のブログで、

「射精に関して乙武さんは健常人に比べて不便ではあるけれど、それはプロの店を利用すればすむことで、特定の女性とつきあってたことの言い訳としては関係ないと思います」

と指摘。今回のスキャンダルと乙武さんが障害者であることは「全く関係ないことだと思っています」とつづった。

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