かかとの上げ下ろしで「ふくらはぎ体操」
番組では、医学博士の福田千晶氏による春腰痛の予防法を紹介した。
まずは体を暖める。入浴の際はシャワーで済まさずに湯船につかるのがお勧めだ。血流悪化を防ぎ、自律神経のバランスを整える。
寒暖の大きな変化に備えて1枚「羽織るもの」を用意するのもよい。また体には、熱が逃げやすい場所がある。首元、腰回り、ひざの裏、太ももといった箇所だ。対策として、例えば首元を冷やさないためにストールを持ち歩くのも効果的だろう。
もうひとつ、ふくらはぎを使う運動を心掛けたい。ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれ、血流を円滑にするポンプの役割があるという。逆にふくらはぎの働きが不調だと、血流に支障が出る。
「ふくらはぎ体操」は簡単だ。ゆっくりとかかとの上げ下ろしを「辛くならない程度」に繰り返すだけでよい。それだけでも、ふくらはぎを使っている実感があるそうだ。