「ゲスの極み乙女。」川谷絵音さん(27)との不倫騒動で芸能活動を休止中のベッキーさん(32)から「手紙が届いた」と表明する芸能人が、このところ相次いでいる。
休業に際し、番組スタッフや共演者、友人らにお詫びの手紙をしたためているという話は複数メディアが報じているところだ。一方、交流があったにもかかわらず「届いていない」という芸能人からの嘆き節も増えている。
手紙を送った共演者やスタッフは100人?
「届いた側」の1人が、お笑いコンビ「ハリセンボン」の近藤春菜さん(33)だ。「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」(TBS系)などで共演しているだけでなく、プライベートでも仲の良いことで知られる。
2016年3月22日に出席したイベントでは、休業の際の挨拶が書かれた手紙をもらったと明かし、「お友だちとして心配して、応援している」とエールを送った。
18日には「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)で共演している宮川大輔さん(43)も、1月下旬に手紙が届いたことを都内で行われたイベントで告白。詳しい内容は伏せたが、「便箋で『すみませんでした』って」と話した。
「週刊新潮」2016年3月3日号は、芸能プロ幹部の話として、ベッキーさんが約1か月のうちに100通近い手紙を番組共演者やスタッフにあてて書いたと報じている。
さらに「週刊女性」4月5日号では、3月上旬に手紙受け取ったというテレビ局プロデューサーのコメントとして
「内容を詳しく話すとバレちゃうから言えないけど、要は『川谷さんとは不倫をしていません。本当に友達なんです』っていうことが書かれていました」
と伝えている。
しかし、「届いた」エピソードが次々報じられる中で「あれ?」と思った芸能人もいるようだ。
南キャン山里「俺けっこう仲良かったつもりだったからさ...」
タレントのJOYさん(30)は3月22日に出席したイベントで、記者から手紙のことを聞かれると「ちょっと待ってくださいよ、そんな手紙届いてませんよ。友達に配ってるんですか?」と逆に質問。「友達に認定されてないってことですか?ちょっと4日くらいポスト見てないんで、帰って確認が必要ですね...」と弱々しく語った。
JOYさんといえば、芸能界のハーフタレントたちが集まる「ハーフ会」のメンバー。ベッキーさんが実質的なリーダーを務め、プライベートでご飯を食べに行くような仲だっただけに、驚きを隠せないようだった。
「にじいろジーン」(フジテレビ系)で共演している「南海キャンディーズ」山里亮太さん(38)も3月24日未明放送のラジオ番組でこの話題に触れ、「1個ショックは、俺、来てないんだよね。俺けっこう仲良かったつもりだったからさ、『友達、じゃなかったか...』っていう普通のショック」と寂しく笑った。
24日に行われたイベントでは、「オードリー」の若林正恭さん(37)も自身のところには来ていないことを明かした。
2人は、2015年秋にスタートした「人生のパイセンTV」(フジテレビ系)で共に司会を務めていた関係。ベッキーさんの休業後は相方の春日俊彰さん(37)が代役を担当している。
彼らに手紙が届いていないのは、単純に「まだ書いていない」だけなのか、それとも「友達だと思っていない」からなのか――。真相はベッキーさん本人にしか分からないところだが、「おぎやはぎ」の矢作兼さん(44)は25日未明放送のラジオ番組で手紙がこなかった3人の名前を挙げつつ、こう推測した。
「タレントとか芸人、その辺に送ると、ベラベラ喋られちゃうからたぶん送らなかったんだと思う」