プロ野球・巨人の選手による野球賭博問題で、日本野球機構(NPB)は2016年3月22日、新たに関与が判明した高木京介投手を1年間の失格処分とし、球団には制裁金500万円を科す処分を発表した。これを受けて巨人は22日夜、高木投手の契約解除を発表した。
15年11月に賭博に関与していたとして処分を受けた笠原将生氏、福田聡志氏、松本竜也氏の元3選手は無期失格処分だった。高木投手を1年間の失格とした理由について、前出の3人と比べて「関与の程度に相当な差異」があることや、自ら野球賭博常習者との関係を断ち「自己の行為を真摯に反省している」ことなどを考慮したという。