「75年も生きて何を学んできたのだ」 「注意に逆ギレ6歳の首絞め」老人に批判殺到

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「ガキも生意気な言い方したんだろう」という声も

   また16年1月27日には、他人にわざと車でぶつかって重傷を負わせたとして、山梨県忍野村に住むパートの男(63)が傷害容疑で逮捕されている。男は同日15時すぎ、灯油を購入するため同県富士吉田市の給油所に来店。後から訪れた男性(66)が男に気づかず先に給油しようとすると、軽乗用車に乗り込んで給油中の男性にぶつけ、両足骨折の重傷を負わせた。

   「物理攻撃」のみならず、暴言事例も多い。15年10月15日、東京都世田谷区の自称・無職男(78)が同区の路上で、行きつけの喫茶店で働く20代女性に結婚を申し込む手紙を渡した。しかし、読まずに返されたため激高、その場で「ぶっ殺してやる」と女性を脅した。男は脅迫容疑で警視庁に逮捕されている。

   「キレる老人」が多いことは、統計でも裏付けられている。 JR3社や日本民営鉄道協会は15年7月6日、全国29の鉄道事業者で1年間に発生した暴力行為をまとめた「鉄道係員に対する暴力行為の件数・発生状況について」(2014年度)を発表した。それによると、加害者の年齢で最も多かったのは60代以上(21.9%)で、5年連続して最多だ。

   そして、『週刊東洋経済』(3月19日号)は、「人に注意されたり、何かを教えられたりするのを嫌がる人が多い」「高齢者のめちゃくちゃな要求なんて日常茶飯事」いうある鉄道会社社員の証言を紹介している。

   なお、今回の75歳男に首を絞められた6歳男児について

「ガキも生意気な言い方したんだろう」

と批判する声もネット上で一部みられた。

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