全てのユーザーが投稿者の位置情報を閲覧できる
メルカリは以前にも、着用済みの「学校制服」や「体操服」などがフリマアプリに多数出品されていることから、「ブルセラ化」しているとネット上で話題を集めたばかり。そのため、ネットユーザーの一部からは「ブルセラ販売の次は援助交際か」と皮肉る声も上がっている。
もっとも、アッテの利用規約を見ると、「面識のない異性との出会い等を目的とする行為」「性行為・わいせつな行為等を目的とする行為」を禁止事項とすることが明記されている。だが、実際にアプリ内を覗いてみると、
「セフレ募集」
「アロママッサージ 練習相手」
「1泊させてください」
といった「出会い目的」のような投稿が複数見つかる。
さらに、「実際に会うこと」をコンセプトとするアッテでは、全てのユーザーが投稿者の位置情報を閲覧できる。アプリ内で氏名や顔写真を公開しているユーザーも多いため、何らかの犯罪に悪用される可能性も捨てきれない。
こうした問題点について、J-CASTニュースが18日、メルカリの広報担当者に取材すると、
「トラブルに繋がりかねない投稿に関しては、事前に監視を行い、随時投稿の削除やユーザーへの警告を行っております」
と説明した。確かに、上に引用したような不適切な投稿は、時間を置いたあとで再び確認したところ、しっかりと削除されてはいた。
投稿内容の監視やユーザーからの問い合わせについては、約150人が365日24時間体制でサポートを行う、アプリ「メルカリ」のカスタマーサポートチームと連動して対応しているといい、メルカリは「お客様に安心してお使いいただけるサービス」を強調している。