はやりの「水素水」の効果って何? 国民生活センターが消費者に注意喚起

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炭酸飲料と同じで、水素は微量しか水に溶けない

   国民生活センターでは、相談件数の増加を重く見て、生成器についてテストを行った。その結果、ヒドロキシラジカルの抑制機能はかなり限られたものであることが分かった、としている。

   国民生活センターの商品テスト部によると、水素水は、炭酸飲料と同じイメージで、水素は、二酸化炭素と同様に、微量が水に溶けるだけだという。

   人体には、ヒドロキシラジカルなどの活性酸素がどれだけあるのか分からず、人によっても違う。仮に水素水が体内に吸収されたとしても、どれだけ抑制機能を働かせられるのかは分からないことになる。水素は、炭酸飲料のように、水を振ったり温かくなったりすれば、気化しやすくなってしまうといい、飲んでも体内に吸収されない可能性もありそうだ。

   国民生活センターでは、まだ業務停止命令を出せるほどの証拠は集まっていないとしながらも、「見せかけの数値に惑わされないようにしてほしい」と呼びかけている。

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