パチンコで生活保護「停止・減額」撤回に反対の声9割 大分県の2市「巡回は続ける」

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「国と県がおかしい」「いや、市はやりすぎ」

   別府・中津両市がパチンコなどを理由とした生活保護停止・減額を撤回したことが一部で報じられると、ネット上では、撤回するべきではないとの書き込みが相次いだ。

「生活保護は仕事をしてない奴のお小遣いではない」「市の判断は間違えていない」「国と県の方が、おかしい」

   パチンコなどを禁止していない生活保護法も変だとして、法改正すべきだとの意見もあった。生活保護を現物支給でやるべきだとの声も出ている。

   一方、両市の措置はやり過ぎだとの声もあり、「給付の範囲内なら何してもいいと思う」「生活保護者にも娯楽が必要」「感情で行政をやっちゃダメだね」といった意見も書き込まれていた。

   生活保護停止などの措置については、著名人の間でも、議論になっている。

   3月15日放送のTBS系番組「白熱ライブ ビビット」では、タレントのテリー伊藤さんが、仕事ができない人もおり、規制すれば住みにくくなるなどとして、「何が悪いのか」と意見を述べた。これに対し、美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長は、ツイッターで反論し、「常習パチンコは生きていく活力にはなりません!依存症になるだけです」と指摘していた。

   別府市の社会福祉課によると、今回のことが報じられてから、電話などで意見が数十件も寄せられており、9割ぐらいが「撤回しないでほしい」「県に屈しないで」といった激励の声だという。

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