ショーンK、ネットから痕跡が次々消されている 中古著作本は価格が急上昇

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   経営コンサルタントの「ショーンK」ことショーン・マクアードル川上さん(47)が週刊文春に「学歴詐称」を指摘された問題が、各所で余波を広げている。

   テレビやラジオ番組の降板のみならず、今までの講演実績や講演レポートもネット上から削除され始めた。その一方、通販サイトではショーンさんの著書に注目が集まり、中古価格が急騰するという「正反対」の現象も起こっている。

  • ネットで起こる「正反対」の現象(画像はショーンKさんの公式サイトより)
    ネットで起こる「正反対」の現象(画像はショーンKさんの公式サイトより)
  • ネットで起こる「正反対」の現象(画像はショーンKさんの公式サイトより)

削除した理由は「一切答えられない」

   ショーンさんは2016年3月16日、これまで出演していた全番組を「降板」した。月曜コメンテーターを務めていた情報番組「Newsザップ」(BSスカパー!)の出演だけは当面「見送り」とされているものの、これでテレビの世界から姿を消すことになった。

   影響はそれだけに留まらない。仕事の大きな「柱」だった講演会、セミナーも、まるで「初めから行われていなかった」かのように処理され始めた。

   外為どっとコムが16年2月22日から開催している全4回の講演「勝負論」。記念すべき1回目のゲスト講師はショーンさんだったが、すでに公式サイトに名前はない。17日14時半にサイトを見たところ、残りの講師3人の名前があるのみ。グーグルのキャッシュページを見る限り、3月8日までは名前と講演内容が表示されていた。

   また、15年10月、11月に開いた講演のレポートも、16年3月17日までに講師派遣サイト「スピーカーズ.jp」から削除された。

   サイトを運営するタイム(東京都渋谷区)に、削除したタイミングやその理由についてJ-CASTニュースが問い合わせたが、

「業務に差しさわりが出るので、そのような質問には一切答えられません」

との答えが返ってきた。講演内容が理由なのか、それとも経歴詐称が問題になったのか、真相は分からない。

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