「さまざまなところ確認できずにここまできた」 古舘氏、「ショーンK」報ステ降板で陳謝

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   経営コンサルタントの「ショーンK」ことショーン・マクアードル川上氏(47)が週刊文春に学歴詐称を指摘された問題で、レギュラー出演していた「報道ステーション」(テレビ朝日)からの降板が2016年3月16日夜の放送で発表された。古舘伊知郎キャスターは、降板を「悔しい思い」としながらも、「さまざまなところを確認できていないでここまできた」として番組側の責任にも言及し、陳謝した。

  • 「ショーンK」氏降板で古舘キャスターは「本当に申し訳ない」と陳謝した(写真はテレビ朝日)
    「ショーンK」氏降板で古舘キャスターは「本当に申し訳ない」と陳謝した(写真はテレビ朝日)
  • 「ショーンK」氏降板で古舘キャスターは「本当に申し訳ない」と陳謝した(写真はテレビ朝日)

「残念だなと思うところも正直ある」

    川上氏は15年4月から週1回のペースでコメンテーターとして出演していたが、週刊文春の報道を受け、「報ステ」を含む全6番組から降板する意向をウェブサイトで表明していた。

 

   古舘氏は番組冒頭、「本日からショーンさんの出演は取りやめさせていただくことになってしまいました」と切り出し、川上氏から降板の申し入れがあった経緯を説明。その上で、

「うそがあったとすれば、本当にいけないこと。ただ、正直申し上げますが、それはそうなんですが、同時に、残念だなと思うところも正直ある。詳しいデータをもとに、斬新な切り口でコメントを歯切れ良くくださっていたので、その辺りはな...と悔しい思いをしている」

   といった番組スタッフとしての無念さに言及。その上で、番組としての事実確認が不十分なままに川上氏を起用していたことを陳謝した。

「そういったさまざまなところを確認できていないでここまできたということに関しては、テレビをご覧の皆様に本当に申し訳ない思い。そのあたりは、深くおわびをさせていただきます」
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