「(振り替え輸送の)新幹線で卒業式」のレア体験の人も 高崎線トラブル2日目に突入

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   2016年3月15日にJR高崎線の籠原駅(埼玉県熊谷市)で発生した出火トラブルの影響により、高崎線の完全復旧が遅れている。

   15日に引き続き、16日も一部区間で上越新幹線による振り替え輸送が実施され、ネット上では早くも「始発でかなりの混雑」「入場規制もでて大変」との現地報告が飛び交っている。

  • 始発からかなりの混雑?(画像はイメージ)
    始発からかなりの混雑?(画像はイメージ)
  • 始発からかなりの混雑?(画像はイメージ)

「激込みで改札入れない」

   16日の高崎線は、始発から熊谷-岡部間の上下線で運転を見合わせている。正午前現在、運行している上野-熊谷間、本庄-高崎間も通常の半分程度に本数を減らしており、特急はすべての区間で運休している。

   振り替え輸送は16日も実施。 本庄-熊谷間を走るバスだけでなく、きょうも上越新幹線(大宮-高崎間上下線)が使われている。該当区間の普通乗車券購入者や「青春18きっぷ」の利用者は、新幹線停車駅で配布される「新幹線振替乗車票」を使うと、特急券(自由席1840円)なしで乗車できる。振り替え輸送の利用者は、自由席にしか乗れない。

   16日朝、上越新幹線の振り替え輸送区間内では、新幹線を利用しようとする乗客でごった返した。

   ツイッター上には

「始発でかなりの混雑です。まじで早めに行くのをオススメする」
「入場規制もでて大変」
「激込みで改札入れない」
「新幹線で卒業式」

といった現地からの報告が続々と寄せられた。東京方面へ向かう新幹線のホームに通勤通学客の長い列ができ、一部車両で座れない乗客も出たらしい。

   各種報道によると、JR東日本は17日始発からの全線運転再開を目指している。また、ラッシュ時など状況によっては駅やホームへの入場をも制限する可能性があるとしており、今後も混雑が続く見通しだ。

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