内閣府が2016年3月12日付で発表した「外交に関する世論調査」の結果によると、中国に対して「親しみ感じる」と回答した人は14.8%で、前回14年調査と横ばいだった。「親しみを感じない」は同0.1%ポイント増の83.2%で、厳しい対中認識が続いていることが改めて浮き彫りになった。一方、今後の日中関係の発展に関する質問に対しては73.3%が「重要だと思う」と回答した。
韓国については、「親しみを感じる」が1.5ポイント増の33.0%、「感じない」が1.7ポイント減の64.7%だった。日韓関係については69.7%が「重要だと思う」と回答した。
調査は16年1月7日から17日にかけて20歳以上の日本国籍を持つ人3000人を対象に個別面接方式で行われ、1801人から有効回答を得た。