三木谷オーナー「永久追放はやりすぎ」
実は、巨人の若手投手3人の野球賭博関与が発覚した直後の15年10月11日放送回でも、張本さんは「こういう選手がまだいたんだね」などと言葉少なに語るのみで、「喝!」は入れていなかった。
もっとも、賭博に関与した選手に対する過度な追及を問題視する向きもある。楽天の三木谷浩史オーナーは16年3月11日、ツイッターで、
「野球賭博はあってはいけないことなんだけど、それだけで本当に若い人が一生懸命やってきた人生を全て、奪っていいのか?人間は完璧ではないし、間違いも起こす」
と問題提起。
今回の問題は「プロ野球球団の指導不足の問題だと思う」として、当事者ばかりに批判が集中している現状に釘を刺した。さらに、「もし単に賭けただけなら、永久追放はやりすぎだと俺は思う」と断言。一般ユーザーから寄せられた「楽天ではそういう人も雇うのでしょうか?」という質問にも、「俺は全然雇う」と答えた。
日本野球機構(NPB)は16年3月13日現在、高木投手の関与について調査中で、処分は発表していない。15年10月に賭博の関与が発覚した3選手は、いずれも無期失格処分とした。