松ちゃん「かっこよすぎて笑ってしまう」山ちゃん「新しい」
ただ、こうした盛り上がりの一方では「果たしてこれはネタなのか」という議論もある。
「検索ちゃん」での初披露時には、周囲から「2人は吉本辞めて、EXILEの事務所に入ったの?」(土田晃之さん)「何やってんの?」「笑わせたいとか思わないの?」(爆笑問題・田中裕二さん)とのツッコミが飛び交った。
ダウンタウンの松本人志さん(52)は2月21日放送の「ワイドナB面」(フジテレビ系)で、「笑いもいろんな種類がある中、かっこよすぎて笑ってしまう。大きなオチもないし、こいつら一切笑かす気ないんやってところに笑ってしまう」とコメント。
ナインティナインの岡村隆史さん(45)も2月26日放送のラジオ番組中で、「ホンマに『いつまでやんねん』って思って」と初めてネタを見たときの率直な感想を告白し、「アレがOKになったとしたら、新しい笑いの時代に突入したのかも分からないですよ」と分析した。
同じく南海キャンディーズの山里亮太さん(38)も「やり切ったらああいうのもお笑いになるんだね。面白い。新しいよね」と3月3日放送のラジオ番組内で感心していた。
ちなみに中田さんは「検索ちゃん」出演時に、「PERFECT HUMAN」を始めた理由について「『歌いたいな』って思って」と話していた。意外な出発点から生まれたオチのない「新ネタ」は、お笑い芸人たちにも刺激を与えているようだ。