「ガリガリ君」値上げに25年間60円「よく耐えた」の声 1本70円「まだ安い」と言われるワケ

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約4億1000万本売れた国民的アイスキャンディー

   今や国民的アイスキャンディーとなった「ガリガリ君」。06年の売り上げは1本60円で換算すると約1億6000本だったが、15年は約4億1000万本売れた。3倍近く売れるようになった背景は、10年夏の猛暑で品薄、欠品が相次いだことがニュースになったことを受け、工場での生産体制を強化したこと。そして、数々の有名人がファンであることをブログやツイッターで報告したことから知名度がさらに上がった、ということらしい。

   赤城乳業の広報にJ-CASTニュースが話を聞いてみると、今回の値上げ発表でどんな反応が出るのか心配していた。というのも、商品のコンセプトが小さな子供でも手に取りやすく、「庶民の味方」のポジションでお客のニーズに応えようと頑張って来たからだ。ネット上の書き込みなどを見て今はほっとしているという。

   しかし、「70円でも安い」などと書き込みが出るこの商品、どれほどの儲けになっているのか。同社広報は利益率は答えなかったものの、

「少しでも安く提供できるよう、工場で大量生産することなどによってコスト削減に努めています」

などと話していた。

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