渡辺恒雄氏、しばらく様子を見てから復帰?
高木京介投手は、これまでの3選手とは違って一軍の主力選手で、中継ぎ投手として初登板から139試合連続負けなしと記録を更新している実力の持ち主だ。それだけに、根拠はまったくないものの、巨人は、高木投手をかばっていたのではないかとの憶測も出て、ネット上では、「ナベツネを盾にして何人かのスター選手を隠してるのではないのか」とのうがった見方まで出ているほどだ。
渡辺恒雄氏も、最高顧問を形だけ辞めたのではないか、といった指摘も多い。
2004年に発覚した大学生への裏金提供問題でオーナーをいったん辞任したものの、わずか1年足らずで球団会長に復帰しているからだ。渡辺氏は現在も、最高実力者に当たる読売新聞グループ会長・主筆のままだ。マスコミに囲まれても、最高顧問辞任については何も話さなかったと報じられており、今回も、しばらく様子を見てから復帰するのではとの観測も出ている。
これに対し、ネット上では、「球団は、自らは被害者ぶって告発してる」「厳しいペナルティがないのはおかしい」「巨人は一年くらい試合の出場を停止にしろ」といった批判の声が相次いでいる。
警視庁は、高木投手を任意で事情聴取する方針だと報じられており、球団が本当に膿を出し切るかは、捜査の行方次第になりそうだ。