菅氏が総理になったから「天罰が当たったんじゃないかな」
菅氏は、東電が全面撤退すると官邸に伝えてきたと受け止めたため、激高(東電は撤退の意向を否定)。11年3月15日の早朝5時半過ぎに東京・内幸町の東電本店に乗り込んで
「撤退したら東電は100%つぶれる。逃げてみたって逃げ切れないぞ」
などと演説した。この演説についても、班目氏のマンガでは
「怒りをぶつければ人は動くと思ってる人を総理にしちゃダメでしたね。聞いた者の心を傷つけ、まったく共感を呼ばない史上最悪の演説だったのではないでしょうか」
と嫌悪感をあらわにしている。
このマンガは、津田大介氏がツイッターで
「これは色々な意味でヤバいな......。全く知らなかった」
と紹介して拡散され、
「マンガのユルさがすごい破壊力」
「まるで他人事で責任転嫁ばかり」
などといった反応が多く寄せられている。
班目氏は3月8日にフジテレビで放送されたインタビューでも、苦笑いしながら
「あんな人を総理にしたから天罰が当たったんじゃないかなと、この頃運命論を考えるようになっちゃってます」
と話した。フジテレビでは、この場面に
「『運命論』と、どこかひとごとのように5年前を振り返る班目氏」
というナレーションを入れて伝えていた。
J-CASTニュースは3月9日、「パブリック・アウトリーチ」に電話をしたが、18時30分まで留守番電話のままだった。