東京債券市場は2016年3月8日、国債を買う動きが一段と強まり、長期金利の指標となる新発10年物国債の流通利回りが一時、前日比0.055%低下(債券価格は上昇)して年マイナス0.1%まで下がった。3月1日につけた年マイナス0.075%を下回り、過去最低を更新した。
日本銀行がマイナス金利政策の導入を決定してから1か月余りで、長期金利は0.3%程度低下したことになる。市場では追加金融緩和の観測がくすぶっており、長期金利はさらに下がる可能性がある。
東京債券市場は2016年3月8日、国債を買う動きが一段と強まり、長期金利の指標となる新発10年物国債の流通利回りが一時、前日比0.055%低下(債券価格は上昇)して年マイナス0.1%まで下がった。3月1日につけた年マイナス0.075%を下回り、過去最低を更新した。
日本銀行がマイナス金利政策の導入を決定してから1か月余りで、長期金利は0.3%程度低下したことになる。市場では追加金融緩和の観測がくすぶっており、長期金利はさらに下がる可能性がある。