「おそ松さん」コラボで「奪い合い」の大混乱 ファンが「怒りの矛先」向ける意外な相手とは

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「ヤフオク」に300以上もの出品「1番は転売ヤーがマナー悪いよ」

   この凄まじい「おそ松さん」人気。5000枚売れればヒットとされるアニメ業界で、現在放送されているアニメの第1巻はDVD、BDを合わせ10万枚を超えた。6つ子を表紙にし、特集を組んだ雑誌は完売・増刷となりグッズも飛ぶように売れている。

   16年3月5、6日に行われた野球の侍ジャパン強化試合、日本対台湾戦も「おそ松さん」とコラボをしている。「おそ松さんシート」が2試合計で600席用意され、完売しただけでなく、一般席も満員となり当日券の販売は行われなかった。公式戦以外の満員は初めてだそうで、野球ファン以外の若者も呼び込んだと話題になった。

   今回のファミマキャンペーン、怒りを爆発させているファンも多い。もちろんグッズを手に入れられなかったということが原因なのだが、ゲットできなかったのはファミマが提供したグッズが少なすぎる、というのではなく、「転売屋」「転売ヤー」のせいだと騒いでいるのだ。

   「転売ヤー」というのは、自分の利益のためグッズをゲットしオークションサイトに出品する人たちのことで、「ヤフオク」には8日の昼過ぎまでに「おそ松さん クリアファイル ファミマ」で検索しただけで300を超える出品がある。中にはなぜかクリアファイルの配布前の午前3時に出品されているものもあり、値段は8日16時の段階でクリアファイル全6種で5750円という高値が付いている。ネットでは、

「おそまつファンじゃなくて転売ヤーじゃん」
「あからさまに転売ヤーの兄さん達が買い占めてるの見たら気分悪いよね。今日はせっかく早起きしたからもう1店舗頑張ってみるけど次はもう並ばんわ」
「ファンのモラルもあるけど、1番は転売ヤーがマナー悪いよ」
「大量購入とかの荒らしの殆どが転売ヤーなのはもうわかりきったことだし、それで高価格になっても購入する人がいるからこういうことになる」

といった声があがっている。こうしたことも「おそ松さん」人気の現れなのだろうが、ファン達はせっかく自分が店舗に足を運んだのに、グッズをゲットできなかったことを残念がっている。

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