お笑い芸人の狩野英孝さんと「破局した、しない」と、ひと騒動となった加藤紗里さんが、意外な人物に噛みついている。元タレントの田代まさしさんだ。
2人はこのほど、ヒップホップグループ「鎖グループ」とタッグを組んでそれぞれ楽曲を発表したことから、ネットメディアが加藤さんと田代さんの名前を並べて紹介。すると「こんなクズの隣に紗里の名前を並べて欲しく無い」と露骨に不快感を示したのだ。
「ガリガリサリ」と「リハビリマーシー」
加藤さんは2016年2月13日、「ガリガリサリ(feat. RYKEY,漢&D.O)」なる楽曲を発表した。狩野さんとの交際宣言以降、ネット上でさまざまな誹謗中傷や疑惑が寄せられたことを受け、ラップを通じてすべて答えてしまおう、というなんとも大胆な発想の1曲だ。
「安心してください切ってません」「安心してください縫ってません」と整形疑惑を否定したかと思えば、最後には「炙ってねえよバカヤロー」と薬物使用疑惑に怒ってみせる。ラップでアンサーというユニークな発想は大きな反響を呼んだ。
それから約3週間後の3月4日、今度は田代さんが同じラッパー陣とコラボし、薬物依存からの更生をテーマにした楽曲「リハビリマーシー」を発表した。
田代さんは薬物がらみで02年、05年、11年の3回にわたって有罪判決を受けている。楽曲はラッパーからの「(薬物依存は)本当に大丈夫なのか」という問いかけに「だいじょうぶだぁ」と答える構成で、自身が過去に出演していたバラエティー番組「志村けんのだいじょうぶだぁ」のフレーズを用いながら更生をアピールする内容に仕上がっている。
これを音楽ニュースサイトが7日、「加藤紗里に続き、今度は田代まさしが覚せい剤疑惑にラップで『だいじょぶだぁ』と否定」との見出しで報じると、加藤さんは8日未明に自身のツイッターで反応。
「申し訳ないけど、こんなクズの隣に紗里の名前を並べて欲しく無い。それぞれ事情はあるかもだけど、紗里にもこれをやって良いのか、悪いのかの区別はあるの」
と露骨に嫌悪感を示した。