NTTドコモは2016年3月7日、いわゆる契約期間の「2年縛り」をめぐり、無料で解約できる期間を従来の1か月から2か月に延長すると発表した。16年2月に契約を満了した利用者から適用する。
「2年縛り」は契約時に示される2年の契約期間、そして期間内の解約に違約金が発生する状況を意味する言葉。事実上、携帯大手による利用者の「囲い込み策」として機能している。これまで2年間の契約は自動更新され、無料解約できる期間も契約が満了する月の翌月1か月間だけだった。
今回の変更が適用されると、2月に契約満了を迎える利用者は3月に加え4月も無料で解約できる。各紙報道によると、ドコモのほか、KDDI(au)とソフトバンクも無料で解約できる期間を2か月に延ばす方針だという。