大阪人の自転車マナーは「全国最低」 ネットで有名な指摘が数字でも立証された

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   自転車の信号無視などの危険行為で警察が摘発したケースは、大阪が全国でワースト1だったことが話題になっている。大阪は、事故の件数や死者数でもワースト1だが、なぜなのだろうか。

「歩行者並みに守られてるくせにドライバー以上に図々しい」「免許制すればいい」「罰金取れよ」
  • 環境整備の問題もあるが…(写真はイメージ)
    環境整備の問題もあるが…(写真はイメージ)
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危険行為の摘発件数は、断トツで全国ワースト1に

   悪質な自転車運転者に安全講習を義務付ける改正道交法が2015年6月に施行され、警察が危険行為として12月末までに全国で摘発した件数が7924件にも及んだ。このことが16年3月7日に報じられると、ネット上では、厳しい指摘が相次いだ。

   特に、大阪府内の摘発が断トツのトップで、全国の3分の1ほども占めて2673件にも達した。次いで、東京が1907件だった。近畿地方は摘発が目立っており、大阪、京都、兵庫の3府県だけで半数を占めている。

   安全講習を受けたのは、全国でまだ7人だけだが、うち大阪が5人もいた。危険行為としては、ブレーキ不良が多かった。

   大阪は、自転車事故そのものも多く、15年は1万2222件で全国ワースト1になった。うち信号無視などが原因で死亡した人は50人で、これも全国で一番多い。

   ネット上では、以前から、大阪は自転車に乗る人が多く、マナーも悪いと指摘されていた。

   Q&Aサイト「教えて!goo」では、04年10月15日に「大阪の街って、実際には自転車が最優先?」という質問が投稿され、反響を呼んだ。

   この投稿者は、大阪の中心部を歩いたところ、傍若無人に振る舞う自転車に怖い思いをしたという。歩道にもかかわらず人間1人分の空間を自転車が高速ですり抜けようとして、間一髪で衝突事故が回避されたそうだ。

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