サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」は2016年3月4日、大阪・キンチョウスタジアムでリオデジャネイロ五輪アジア最終予選の第3戦を中国と戦い、1対2で敗れた。3戦を終えて0勝1分2敗。五輪出場の可能性はわずかに残されているものの、極めて厳しい状況となった。
前半14分、MF川村優理選手のバックパスのミスから先制点を許し、後半13分にも中央からミドルシュートで追加点を奪われ、2点を追う展開に。同20分、途中出場のFW岩渕真奈選手のクロスからFW横山久美選手がゴールをもぎ取り1点差に迫ったが、反撃は及ばず1対2で敗れた。
五輪出場権を得られるのは6チーム中2チーム。なでしこは残りは2戦だが、次の第4戦の7日、対ベトナム戦前に行われる中国対韓国戦で中国が勝つか引き分ければ、その時点でなでしこのリオ五輪出場の可能性は消滅する。