「男の発言ならフルボッコで辞任に追い込まれるよな?」
市の議会事務局によれば、相馬議員は十数年前に、所属する党や会派は違うが、当時議員だった福原市長と約8年間一緒に同じ仕事に打ち込んだ仲で、昨年の議会で市長は、
「当時の相馬議員を姉のように思っていたが、現在はお母さんのように思っている」
と発言したという。ただし、「母親」としてのアドバイスならプライベートで行うべきもので、本会議という公の場でやるのは言語道断だという意見が議会関係者にはあるという。
今回の市議会の騒動についてネットでは、
「これ、60代の爺市議が40代の独身女性市長に同じことを言ってたら、たぶん全国ニュースで朝昼晩と360度フルボッコで辞任に追い込まれるよな?」
「男→女だとテレビでも取り上げまくるのに、逆だと静かなもんだな」
「発言者が女でサヨクってところがミソだな。もしこれが片方でも逆だったら大騒ぎだろう」
「男女平等を謳ってるならこれはセクハラで完全にアウトだろ。ダブスタはやめろ」
などといったことが掲示板で語られている。14年6月には東京都議会本会議で塩村文夏都議(37)が妊娠や出産に悩む女性への支援策に関する質問をした際に、「自分が早く結婚したらいいじゃないか」「産めないのか」などといったセクハラ野次が飛んだとして大問題になった。誰が野次を飛ばしたのか日本音響研究所による音声分析まで行われ、鈴木章浩議員が公の場で謝罪することになった。