「あ~、い~、う~」でインフルを撃退 手軽にできる「口の体操」の驚異の効果

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舌を正しい位置に収めると万病に効果が

   この「あいうべ体操」は地元・福岡だけではなく、山口や兵庫など各地の小学校に広がっているそうだ。

   中谷アナの指導の元、スタジオで出演者一同が「あいうべ体操」を練習した。コツを紹介すると。

   1:「あ~」...のどの奥が見えるほど大きく口を開けて。

   2:「い~」...くちびるを強く横に引き伸ばして。

   3:「う~」...くちびるを前に突き出して。

   4:「べ~」...舌を思いっきり突き出して、舌へ引き伸ばして。

   ゲストのユージが「べ~」で、あごの先にくっつくほど舌を突き出した。

中谷アナ「ユージさん、いい感じです。でも、電車の中ではやらないで」

   以上4つの動きを朝晩15回ずつ1日30回行なうと、口の周りや舌の筋力がつき、舌が正しい位置にちゃんと収まるようになり、口が閉じて鼻呼吸をしやすくなるのだ。

MCの柳澤秀夫「舌の正しい位置ってどこよ?」
ゲストの宮崎美子「上あごの内側かな」
中谷アナ「すばらしい! さすが、声を鍛えていますね」
MCの有働由美子「はあ~? 私は下あごの内側だけど。普通そうでしょ?」
中谷アナ「それは、かなり口の中の筋肉が衰えていますね。それだと鼻呼吸じゃなくて口呼吸になってしまいますよ」

   中谷アナが、口腔内の断面図を見せて説明する。舌が上あごにくっつくと、気道への通路にふたをする形になり口で息をしにくくなる。だから鼻呼吸になるのだ。しかし、舌が下あごにあると、口腔の上の部分にすき間ができて口で息をしてしまうのだ。

中谷アナ「ヒップアップのトレーニングでお尻を上げるのと同じです。『あいうべ体操』で舌をアップしましょう!」

   番組では紹介しなかったが、「あいうべ体操」は最近、手軽にできる健康法の1つとして介護現場などで注目されている口の周りの筋肉運動だ。「呼吸は健康の源」といわれるが、鼻呼吸を促すので腹式呼吸が自然にできるようになり、免疫力を高める。また、噛む力を高めるので食事が進むし、自律神経も整える。アレルギー疾患やリウマチなどに効果があるといわれている。

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