福山雅治さん(47)が主演のフジテレビ系月9時枠ドラマ「ラヴソング」が2016年4月から始まる。ネット上ではドラマの設定を知り、「気持ちの悪い内容」だとし、「大爆死ドラマになるのではないか」、と話題になっている。
福山さんのお相手になるのは、現在20歳のシンガーソングライターでドラマ初出演の藤原さくらさん。歳の差は27歳で恋愛対象としては歳が離れすぎている。そのため、ブログが度々「炎上」する加藤茶(72)さん夫婦や、桂文枝さん(72)の不倫騒動を思い出してしまい「気持ち悪くなる」、というのだ。
加藤茶や桂文枝を思い出させる
フジテレビの公式ホームページによれば、福山さんは元プロミュージシャンの神代広平を演じる。業界から離れて20年、ルックスの良さから多くの女性と付き合うものの、真剣に向き合える女性に出会えず、いまだ独身。そんな時に一人の女性に出会う。その女性は人とコミュニケーションをとるのが苦手だが、「歌声」という天賦の才能を持っていた。二人は音楽を通して心を通わせ、失いかけた人生を取り戻す感動の「ヒューマン&ラブストーリーになる」、と説明している。福山さん、藤原さん共にミュージシャンのため、ドラマ内の歌や演奏も見どころだという。
こうした設定が流れたとたん、ネットでは「気持ち悪い!!」という感想が真っ先に現れた。福山さんと藤原さんの年の差は27歳。親子であってもおかしくはない。そんな二人が恋愛関係になるとして思い出してしまうのが、何かと物議を醸す年の差が45歳の加藤茶夫妻、そして、最近明るみに出た、相手との年の差が34歳の桂文枝さんの「20年不倫」騒動だというのだ。そして、藤原さんが20歳ということも引っかかるという。福山さんは15年9月26日に女優の吹石一恵さんと入籍したことを発表し、「福山ロス」と呼ばれる喪失感がファンの間に広まった。それでも吹石さんに批判や嫉妬が向けられなかったのは、女性からの好感度が高かったことと、年齢が33歳だからとも言われている。それがいくらドラマだからといって、福山さんが20歳の女性と恋愛関係になるとすれば、ファンは怒りが込み上げてくるのではないか、というのだ。ネットでは、
「加藤茶や小柳ルミ子なんかが軒並み気持ち悪いって言われてたんだから、反応も読めそうなもんだけどな」
「女の敵は女だからな。若いと尚更気に入らないんだろw」
「ともかく47歳がこの童顔女と恋愛とか、援交にしか見えなくてき・も・い」
「設定も男も女も全てが大爆死の予感しかしねえよ。女はブサイクだし、男は人気ある層だけど、去年のましゃロスはまだあるだろ」
などといった意見が掲示板に出ている。
過去の年の差恋愛ドラマ「ハタチの恋人」「婚カツ!」も大惨敗
実は、男女の歳の差がある恋愛ドラマは過去にもあり、それらは豪華俳優陣であっても「爆死」している。例えば07年10月から放送されたTBS系ドラマ「ハタチの恋人」は平均視聴率8.14%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と惨敗した。50歳のサラリーマンを明石家さんまさん、20歳の専門学校生を長澤まさみさんが演じた。二人の年の差は32歳。ネット上には、
「50歳と20歳の恋愛なんてお茶の間で家族が見れるような内容じゃない」
「さんまさんの年齢を考えると二十歳そこそこの女の子が相手っていうのちょっとね。なんか、犯罪っぽい感じがしてしまいます」
などといった意見も出た。
中居正広さん(43)と上戸彩さん(30)が出演したフジテレビ系「月9」枠ドラマ「婚カツ!」(09年4月20日~)の平均視聴率は 10.6%で、月9史上初の視聴率1桁を何度も繰り返したため、「視聴率完全崩壊!」などと騒がれた。2人の年の差がありすぎて感情移入がしずらい、といったことが原因とされた。こうしたことから「ラヴソング」も放送前から「大爆死確定!!」などとまことしやかに囁かれている。