お笑い芸人・狩野英孝さんの二股騒動で一躍有名となったタレント・加藤紗里さんに「プチ整形疑惑」が浮上している。美容整形手術のプロ、高須クリニック院長の高須克弥さんが女性誌で「涙袋と鼻の根元」に「ヒアルロン酸注射」を施していると指摘したためだ。
仮に事実でも、加藤さんが歌うラップソングの「切ってません」「縫ってません」という歌詞にウソ偽りはないが、本人は未だこれに言及していない。
「切ってません」「縫ってません」
「プチ整形疑惑」を伝えたのは、2016年2月26日配信の「週刊女性PRIME」(3月9日追記:訂正済)に掲載された高須院長へのインタビュー記事だ。プチ整形はメスを使わない施術法で、代表的なものにヒアルロン酸やボトックスの注射、しわ取りなどがある。切開手術に比べて金額もそれほど高額ではないため、利用者は多いといわれる。
整った目鼻立ちやこけた頬――そんな見た目から加藤さんの「整形疑惑」はネット上でまことしやかにささやかれていた。一方、本人はそれを完全否定。世間の様々な「疑惑」に答える形で、13日にリリースしたラップソング「ガリガリサリ」でも「安心してください、切ってません」「縫ってません」と反論している。
加藤さんの父親も24日放送の情報番組「直撃LIVE グッディ!」(フジテレビ系)で「メイクが派手になって、頬が落ちただけ」と語った。また、14日放送の情報番組「サンデー・ジャポン」(TBS系)では、加藤さんの顔を見た医師の西川史子さんも「鼻は(整形手術を)やってない」と明言している。
こうした流れから「整形疑惑」は半ば否定されたに等しく、高須院長も先の「週刊女性PRIME」記事で「メスは加えていない」と分析している。ただ、高須院長の見立てによると、鼻と涙袋に「元に戻せるメンテナンスの範疇」でプチ整形を施しているようなのだ。極端に整った目鼻立ちはその結果だったのだろうか。
さらに、高須院長は同記事で「改善策」として、「涙袋と(鼻の)根元に入れたヒアルロン酸を溶かして、溶かした分ぐらいをほっぺたとほうれい線のところに戻してあげればいい」とアドバイス。施術に必要な費用は「溶かすのが15万円で、新たに入れるヒアルロン酸が20万円といったところだから、35万円あれば元の可愛い顔に戻れる」と見積もった。