「加害者の男を断罪すべきだった」
こうした一連のツイートに対し、ネットでは
「こんなことを堂々と言う人がいるから、性犯罪は告発しにくい」
「倫理観も貞操観念もないのは加害者の男だ」
と批判が相次いだ。「家人」の感想、とことわっている点にも「女性を隠れ蓑にしている」との指摘が相次ぎ、炎上状態になった。その一方、
「個人的には酷いと思わない」
「なんでこれが炎上するの?」
と小池さんに同情的な声も寄せられてはいるが、多数派ではない。
こうした事態に反応したのか、小池さん自身が16年2月23日のブログで「意見が変わった」として謝罪の言葉を載せた。
まず、「僕を含め『子どもは社会が守る』ことが前提であるという意識が欠落していた」「女の子の背景を考えず、『子供なのに出会い系で男と知り合おうとした少女』という点にのみ言及した」と認め、「13歳の女の子の落ち度を責めるよりも、加害者の男や、予備軍の男たちを断罪すべきでした」とした。
さらに、この騒ぎの最中、あるツイッターユーザーが、「家出中の13歳の女子」と偽ってLINEに書き込んだところ、月曜深夜にも関わらず30分の間に「泊めてあげる」など150件以上の反応が来た、と報告していたことにも触れ、「僕はそんな男たちの一人ではないという意識が、僕を傲慢にさせたのでしょう」と分析。
ただ「何があっても、女子中学生や女子高生は『出会い系サイト』等にアクセスするべきではない」との意見は批判を受けても「変わらなかった」と明かしている。
そして最後に、「僕の文章で不快な思いや、傷つけられた方、本当にごめんなさい」と謝罪した。