スター選手を形容する「ロックスター」と米国のメディアに例えられた日本ハムの大谷翔平。大手メディアが「Two Way Player」と紹介し、さらに「日本選手で最も大リーグが注目する選手」と素質を認めている。
その大谷がいま、体重増に取り組んでいるのだが、それが吉と出るか、凶と出るか、と話題になっている。
「世界で最も才能のある投手だ」
アリゾナキャンプでの大谷は、大リーグのスカウトたちから最大限の評価を受けた。練習試合(2016年2月10日)で2イニングを投げ、4三振を奪ったピッチングに驚きの声が上がった。
「別格だよ」
「世界で最も才能のある投手だ」
時速157㌔の速球を目の前で見て、だれもが「今すぐ欲しい」と口をそろえた。
現在契約すれば「2億ドル(222億円)」と値をつけた。さらに「その後、FA権を得たら3億ドル(333億円)の契約だろう」という。
「そう、大リーグに来れば、彼は5億ドル(555億円)稼げるということだ」
こう言い切ったのはサンフランシスコ・ジャイアンツのスカウトである。そのほかのスカウトも同じような条件だった。
だれもがうらやむ大器なのだが、本人はさらに成長を目指している。それが「体重100キロ超え」だ。昨年は93~94キロだった。栄養補助食品大手メーカーとアドバイザリー契約を交わし、栄養学にのめり込んでいるという。