「元少年A」公式サイト、文春取材後に更新止まる  最後は「理不尽な事態に直面した時に...」

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取材方法については賛否両論の声

   さらに、文春の記者が手紙と名刺を渡そうとすると、元少年Aは、激怒し、自分の自転車を地面に叩きつけ、「命がけで来てんだろ、なあ」と凄み、記者の腕を右手でつかんだ。記者が身の危険を感じて走って逃げると、約1キロも追いかけてきたというのだ。

   文春は、元少年Aを取材したことについて、ベストセラー本を出すなどして社会に影響を与えており、純粋の私人ではないと記事の中で説明する。元少年Aが激しい態度に出たことについては、矯正が不十分だったためとする専門家の説明を紹介している。

   ネット上では、文春の取材に、「調子こいたからこうなるんだよ」「更生してないってことですね」など、少年Aについての感想が多く書き込まれている。

   一方で、このような取材方法には、「プライバシーの侵害ではないのか」「こういう事すると更正の邪魔」「行き場がなくなる」と危惧する声もあった。

   元少年Aは、今回の文春報道について、2月18日夕時点で公式サイトに何も書いていない。ブログは、直撃取材前の1月12日に更新したまま止まっている。

   その12日には、読者からの相談に乗る形で、「あなたも僕と同じ表現者の端くれであるならば、今回のように辛く苦しく理不尽な事態に直面した時に、自らの苦悩の表出を他者に委ねるようなことはせずに、今こそ『チャンス』であると捉えてほしい」などと説いていた。

   12月には、都内で開かれた精神疾患を抱えた人たちの絵画展に行き、表現者としての思いを新たにしたと明かしている。

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