「一人維新」のつもりでやっている?
特に橋下氏については「私の事を相手になんかしてないとよく言われますが、『あの時の上西と自分の会話はこうだったとか、除名させた本当の理由はこれだ』とかをA4用紙5枚にびっしり書き込んで、私の出演するテレビ局に送ったりする人ですよ」と暴露し、「堂々とオモテでやったらええやんか」と言い放っている。
こうした最近の姿勢には、ネット上で「落選も覚悟した凄みを感じる」「かえって清々しい」と好意的な声も上がっているものの、露骨な選挙対策と受け取られ、「当たり屋みたい」「芸人につっかかってないで仕事しろ」「生き残りに必死」との冷めた声が目立つ。落選後タレントに転身するための布石、とみる人も少なくない。
現在、無所属の上西議員の国会事務所の秘書は18日、J-CASTニュースの取材に「ツイートはパフォーマンスという要素もあるでしょう。発信力と存在感は政治家にとって重要。過激な発言にはリスクもある」とした上で、
「本人は維新政治塾で学んだ『討論は公開でするもの』というポリシーのもと、『一人維新』のつもりでやっているのではないでしょうか」
と話した。なお、タレント転身説については「100%ないです。本人も全くその気はありません」と完全否定した。
そんなリスクを背負っての発言も、残念ながら現在は空振り気味だ。杉村氏は上議員の「馬鹿」認定に対し、翌週の放送(14日)で「大変厳しい言葉をいただいた。馬鹿にされないように頑張ります」と言葉少なに語り、土俵には上がらなかった。
東国原氏は17日放送の「ゴゴスマ」(TBS系)で「普通、政治家だったら事務所を通じて、正式に申し込んでくるのが筋だっちゅーてんの、お前。ツイッターで、学生が飲み会誘っているんじゃないんだから」と、叱りつけた。
橋下氏は一切反応していない。