平熱でもインフルエンザだった不思議
盲点かもしれないのが、予防接種をした場合だ。インフルエンザに感染してもワクチンの効果で高熱が出ない。これ自体はよいのだが、本人が花粉症と勘違いして治療薬を飲まず、結局重症化させて肺炎になる可能性があるという。特に高齢者は要注意だ。
宇賀なつみアナ「私も毎年ワクチン打っていますけど、37度くらいの熱なら『ちょっと風邪かな』と思って済ましてしまいそう」
大谷医師「36度5分だけど寒気がするからと(患者が)いらしたら、インフル陽性でした」
平熱でも感染していたという事実に、スタジオ内では驚きの声があがる。放置しておけば、本人の症状が進むだけでなく、知らず知らずのうちに周囲に感染する危険性も高まる。
菅野「自己判断は禁物ということなんですね」
玉川「節々が痛いとか、悪寒があるとなったら『風邪じゃないかも』ということですかね」
大谷医師「いつもの風邪とちょっと違うなと思われたら、検査を受けた方がよろしいと思います」
なお、インフルエンザと花粉症の治療薬を同時に飲んでも、問題ないそうだ。