「値引き販売」見直しも大きく影響する可能性
出荷台数、シェアともに低下したことについて、ネット上では「アップル好きに行き渡っただけ」「アイフォーンがステータスでなくなった」「大きくなって扱いにくくなったのもあるかも」「価格の安いアンドロイドへと乗り換えが進んだから」など様々なコメントが並ぶ。
アップルにとって2016年の日本市場は正念場になりそうだ。格安スマホ・格安SIMの普及に加え、総務省が2月から「実質0円」といったスマホの大幅値引きを見直すよう大手3社に要請しており、2016年も出荷台数の低下が予想されるからだ。
特に他社への乗り換えなどで優遇されてきたアイフォーンへの影響は小さくなく、業界では「出荷台数とシェアはさらに減るだろう」(携帯大手)との見方が優勢になっている。