「特に、お答えすることはありません」
ゲーム機を壊したことについて、高嶋ちさ子さんは、ほかの母親から、隠したり取り上げたりといった生ぬるいやり方ではなく本気を見せないとダメだと分かったとメールで反応があったことも紹介した。ただ、母親たちの間でゲーム機を壊すことがはやることには懸念も示した。
高嶋さんのこのコラムがツイッターなどで紹介されると、ネット上では、たちまち賛否両論になった。
賛同する声としては、「ダメなものはダメだと強く教える事は大事」「別にこういう育て方もありだろ」といった書き込みがあった。
しかし、疑問や批判の声の方が多く、「子育てではなくただの虐待」「逆効果なんだよな」「自主性が奪われてしまう」との指摘が出た。また、ものを大切にしないのは教育上よくない、ゲーム機を贈った人の気持ちを考えろ、ゲームを楽しんでいる人には非常に不快だ、といった声も上がっていた。
この騒ぎで、ウィキペディアの高嶋さんの項目が荒らされるまでになった。東京新聞の生活部が「読んでみてくださいね」とツイートすると、なぜこんなコラムを載せるのかと炎上した。このツイートは、その後削除されている。
高嶋さん側は、疑問や批判について、どう考えているのか。
マネージャーに取材すると、「特に、そのことについては、お答えすることはありません」と答えた。メディア窓口のジェイ・ツーによると、賛否両論があるため、高嶋さんは、とりあえず静観しているとのことだった。