寒さ厳しい冬に夏バテと同じ症状 放っておくと怖い病気が待っている

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【あさチャン!】(TBS系)2016年1月26日放送
「『冬バテ』に要注意」

   2016年の冬は、寒さが厳しい。そのためか、体調の変化に悩む人も少なくないようだ。 番組の街頭インタビューでは、女性たちが肩こりや体のだるさを訴えていた。今の時期特有の「冬バテ」かもしれない。

  • 寒い寒い冬を元気に乗り切りたい
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自律神経のバランスが崩れた時に

   体がだるい、やる気が起きない、食欲がない、眠れない、逆に眠たくて仕方がない――。冬バテの特徴的な症状だ。東京有明医療大学の川嶋朗教授によると、誰しもが冬バテの危険にさらされているという。そのうえで、「ありとあらゆる病気につながっていると言っても過言ではありません」と説明した。

   コメンテーターで中央大法科大学院の野村修也教授は、「夏バテの症状と似ている感じがします」と述べた。それもそのはずで、いずれも自律神経の乱れが原因で起こるようだ。

野村「私(の授業)を受講している学生たちも最近、だるそうにしていて、私の授業に問題あるのかと悩んでいるところです」
一同「(笑)」

   自律神経には交感神経と副交感神経があり、双方が均衡を保っているのが望ましい。だが、激しい寒さに襲われると「体温を上げよう」「エネルギーを使おう」として交感神経の働きが多くなる。この状態が長く続くと両者のバランスが崩れ、冬バテにつながるというのだ。

   コメンテーターを務めるテニス解説者の沢松奈生子は、こんな疑問を投げかけた。

沢松「私は気合で治そうとするタイプですが、寒くなると気合ではどうしようもならず、誰でもこうなってしまうものですか」

   おそらく気合を入れれば入れるほど緊張状態となり、自律神経のバランスが保てなくなるのではないか、というのがスタジオでの意見だ。

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