結婚発表の文面では日付を明かしていない
結婚記念日は、地方自治体に婚姻届を提出した日や、結婚披露宴を開いた日をあてることが多い。後者であれば15年12月23日だが、文春記者が意図しているのは前者だとみられる。宮崎・金子議員がソーシャルメディアで結婚を発表したのは15年5月19日だ。結婚の時期については、2人とも同じ文面で、
「お互いに選挙区を預かる立場であり、まずは小選挙区で二度目の選挙を勝ち抜くことを第一に考えてまいりました。そして昨年末の総選挙をお陰様で当選させて頂き、また春の統一地方選挙を終えた段階でこの度、結婚のご報告をさせて頂くことといたしました」
と説明している。衆院選、春の統一地方選(後半)の投開票日は、それぞれ14年12月14日と15年4月26日。「結婚記念日」は、この4か月半の間にあることになる。宮崎議員は会見の中で、今回不倫が発覚した女性と初めて会ったのは「1月4日の今国会の開会日」だと説明しているが、文春記事では不倫相手の女性を「よく知る芸能関係者」が「昨年冬頃」だと指摘している。いずれにしても、金子議員との結婚1周年の記念日に関連した記事が掲載される可能性は高い。