横山総監督「AKBの第2章が始まる」
高橋さんから「グループ総監督」を引き継いだ横山さんは、リハーサル後の囲み取材で、公演を機に新たなAKBを引っ張る意気込みを見せた。
「私が今日感じたのは、こんなにも初日って不安なんだ、ということ。今までは先輩がやってきたことをなぞってきたので、そこまで不安がなかった。『どう思われるんだろう』『どう感じてもらえるんだろう』って不安でしょうがなくて...。でもこれで、AKBの第2章が始まるということだと思えた。本当のこのタイミングに感謝している」
高橋さんは、リハーサルを含めて新公演をまだ見ていない。同期の小嶋さんは
「たかみなが見に来たときは、絶対泣かすつもりで...。私は、多分10秒で泣くと思う。そういうステージを作れたら」
とちゃかし、メンバーや報道陣の笑いを誘っていた。
全17曲中2曲がソロ曲で、それぞれ横山さんと宮脇咲良(さくら)さん(17)に割り当てられた。それ以外にも宮脇さんは複数の曲でセンターポジションを担当している。宮脇さんは福岡・HKT48とAKBを兼任しており、今後はAKBで採用された、いわば「プロパー」の若手メンバーの存在感をいかにして増していくかも課題になりそうだ。