「ガンで死にたくなければ、早期発見しかありません」
主にバリウムを服用する「消化管造影検査」や胃カメラを飲む「内視鏡検査」で実施される胃がんの診断だが、どのようにして早期の段階で発見できるのか。大阪市住吉区医師会の公式サイトに掲載された医師のコラムによると、これは自覚症状がないため、もっぱら検診に委ねられる。とはいえ、最近は胃カメラの技術発展により、数分間で発見できるようになったというから驚きだ。「予防にまさる治療はない」「ガンで死にたくなければ、早期発見しかありません」――医師はそう呼びかけている。
今回渡辺さんに人間ドック受診を勧めた南さんは9日、ツイッターで
「この出来事が、検診を中々受けられない方達への『受診のきっかけ』となれば幸いです。 そして自分の直感は信じること。 自分の事を大切に想ってくれる人の助言には素直に耳を傾けることも大事、ですね」
とつぶやいた。定期健診で早期に発見すれば、完治の可能性は限りなく高い。渡辺さんの経験から学ぶべきところは多そうだ。